41.子離れ、親離れ、できますか?できていますか?02/06/15
先日、友人達と逢った時、「親離れ 子離れ」の話が出た。友人達も私も、子供たちがそれぞれ大きくなって、やはり、子供の親離れもであるが、自分自身の
子離れに疑問もあって、考えさせられたりするのです。
私は子供はさっさと、親離れしている(?)私自身は、そう、子離れ出来ているつもり(?)です。でも、やっぱり子供が、皆 それぞれ家から出て行ってしまうと
寂しかったり、ってあるのですよね。子供の所に、電話しても、出ないと、どうしているかと、気になって気になって、電話に出るまでしつこく電話してしまう。
世の中、親離れできない子供と子離れできない親と、意外と多かったりするのだよね。きっと。
犬を飼っている友人の話、純粋種の犬を産ませて、売るというので、何匹も飼っているのだけれど。
母犬と娘犬2匹いて、その2匹が数日の違いでほとんどいっしょに子供を産んで、母犬のほうはもう何度も子供を産んだ事があるベテランママなのであるが、娘犬のほうは初産。
母犬は数日早く子供を産んだ娘の事が気になって、心配で娘の様子ばかり気にして、自分の産まれたばかりの赤ちゃん犬の面倒を見るのを怠って、お乳も与えずついに、自分の産まれたばかりの
赤ちゃん犬を死なせてしまった。これって、娘が、ずーと大人になっても母親が一緒にいて、娘の方も親離れ出来ていなかったし、親の方も子離れ出来ていなかったんでしょうね。犬でも、親離れ子離れしなくちゃねえ。
それと、もう一つ、出来の良い親は子供を駄目にする!うそー、子供は親を見て育つって言うじゃあない。いや、いや、出来の良い親は自分が出来るから、何でも自分でしてしまう。出来る親からしたら子供は何事も上手でない、
もたもたやっている。それで、ついつい手を出して、自分でやってしまう。子供は、ますますいつまでたっても、何も出来ない、覚えない、料理一つ出来ない、掃除もしない。全部お母さんがしてくれるから。
子供が結婚しても、「おかあさん、来て、やって!」なんて事にならないように。駄目ママやって子供に何でもやらせよう!
でも、出来る親、又、子離れ出来いない親は、子供が結婚して、独立しても、喜んで、「はい、はい、お母さんがやってあげます−。」なんて、やるんじゃあないかしら。
子供にちゃんと、親離れさせ、自分もちゃんと、子離れしなくちゃあ。子供が小さい時は、夢中で子育てしても、子供以外の何か、仕事でも趣味でも興味ある何かを持ってないとね。子離れ出来なくなちゃう。
ある人、お母さんは働き者で夫と別れて、子供を育て頑張り屋で何でもこなしてきた。
その娘、頭が良いか知らないが、未婚の母になって、でも、医者になるってんで、勉強して、それで、母親が孫の面倒すべてみて、孫育て、家事すべてやって、娘は勉強だけ。
医者にはなったけれど、病気になったとかで、勤め辞めて、病気治っても、子供の時から、すべて母親にやってもらってきたので、まったくの怠けものになってしまって、仕事はする気ない、
家の家事はすべて母親。50歳過ぎた今も、家事一つしない。80歳近い母親は、「娘はかわいそう、恋人に捨てられて、結婚できなくって、不幸だ、可哀相だ。」
あーこれって、母親が子供を駄目にした。
いや、いや、でも、考えようによっては、母親は何も出来ない、いや、しない娘、出来の悪い娘のおかげで、「娘のために私がやってやらねば!」って、頑張って長生き出来るのかも。
ところで、私は子供のために、駄目母親、ずぼら母親やっているのですが、いやはや、出来の悪い親の子供は良くなるかって言うと、逆、必ずしも正ならずのようです。
雑記メニューへ
ホームへ
42.口は災いの元 02/06/24
〜政治家は口が上手、でも、時には 本音がポロリ。〜
国民は大統領や政治家の言う事をまともに信じるのだろうか?ちょっと、怪しい。
日頃のニュースを聞いていても、
数日前、大蔵大臣が「メキシコもアルゼンチンの経済危機のようになる可能性がある。」とポロリ。慌てて、大統領が「そんな事はありえない。」と言う。そのせいで、ペソが一時、10ペソ位に下がってしまった。
又、INEGI(Instuto Nacional de Estadistica,Geografia e Informacion)国の色んな統計や情報を出す役所が「失業率は去年より上がっている。」と発表。同じ日フォックス大統領は「失業率は回復している。」
あー、これでは、信じろと言う方が無理でないの?
この前、ダンナがテレビを見ていて、急に吹き出して笑うので、「何なの?」
聞くとこれはアルゼンチンとウルグアイの外交問題。
ウルグアイの大統領が、ある会談のあと、もう、報道陣など誰も聞いてないと思ったのだろうが、「そりゃあ、アルゼンチンは、皆が泥棒だからねえ。」と、ポロリ。
これをカメラがバッチリ捉えて、ニュースで流してしまったから、さあ大変。アルゼンチンはカンカン、えらい外交問題。
慌てて、あわくってウルグアイの大統領がアルゼンチンまで行ってアルゼンチンの大統領に謝った。「ごめんなさい。ごめんなさい。」両国の大統領が握手して、水に流しましょう。
そして、テレビのレポーターが、町行くアルゼンチン人に「これをどう思うか?」って聞いたら、あるアルゼンチン人が言うに「本当の事言ったのだけれど、(泥棒という事について)やっぱり、それを、兄弟に言われたら辛いのよ。」
(*アルゼンチンやウルグアイなど隣同士であり、人も文化も同じであり、ある意味でラテンアメリカは兄弟意識を持っているといえる。)
私もこの話しを聞いて、大笑いしてしまいましたねえ。
口は災いの元ですねえ。気をつけて下さい。政治家さん!いつも、口上手だけれど、時には本音がポロリですね。
ちょっと注釈、私はニュースを見たわけでないが、アルゼンチンが今、経済危機であるが、その事について、ウルグアイの大統領が本音でコメントした事である。つまり、ラテンアメリカ、政治する人など何処でも、私腹を肥やす人が多いのである。そして、政治家は金持ちになるけれど、
国は貧しくなるのだ。たぶんアルゼンチンだって同じようなものだろう。「皆泥棒だ。」って、国民は思ってる。それを言ったまでの事である。
雑記メニューへ
ホームへ
43.更年期障害を乗り越える。02/07/07
40代後半〜50代前半、女性は毎月いらしゃってたお客様が来なくなり、「あー、お客さんが来なくって、楽だわー。」って思う。でも、反面、「もう、女性じゃあなくなっちゃったのかなあ。もう、若くにないしねえ。」
なんて、落ち込んでしまって.....
去年から今年、私を含めて、友達もそんな年齢になり、多少の差はあれ、更年期障害と言うものに苦しめられた。
これは、のほほんと、神経が、細かくない者ほど、軽いとかで、それで、私はその部類に入るらしく、たいした事なくって、過ごしてきたけれど、友人の何人かはほとんど、死ぬほど苦しんだって。
更年期障害ってやってる本人でなければ、わからない苦しみ。回りの人から見たら、何をそんなに苦しんでって思うかもしれない。
そこから、やっと抜けられたと言う友達から、話しを聞いて、「そんな経験は、書いて!後輩もそんなになった時、きっと、闇のトンネルをぬけられるって、教えてあげられるって、意義ある事だから、書きなさい。私のホームページに載せけるからサ。」って言ったのだけれど、そのうち、書いてくれたら、
載せたい。(ネタ不足で友人の原稿まで、載せようって魂胆見え見えかな?)
私は本人でないから、私の感想を書いてみようと思う。
昔は人生50年って言ったではないです``
か。だいたい、この年齢って、身体も疲れているのですよね。
それで、ホルモンのバランスの不調で、身体の故障が出てきて、ダブルパンチ。その上、子供はまだ、金掛かるから、経済的心配とか、仕事の事とか、まだまだ、心配の種が絶えないのです。
それに、子供達は、まだ金はかかっても、親離れする時期だから、母親の事なんか、かまってくれない、母親の方がこれで,子離れ出来ていなかったら、ますます、駄目。
肉体的障害に、精神的障害 ダブルパンチの二乗です。全て、マイナス マイナス思考に行って本当に、うつ病にまでなってしまうのです。
友人も、「自分が、自殺するのではないか。」とまで 本当に、思ったと。
彼女のご主人が落ち込んでいる彼女が心配で、でも、仕事に出かけなければって時、「知ってんだろ?お前を愛してるって事を。」ってメキシコ人にしては、そんな事言った事のない人だそうで、彼女じーんと来たんだなあ。
「あー、ここから抜け出さなくちゃあ。」って。その上、娘さんに「お母さんが、死んだら、私も生きてゆけないからね。」って、言われて、自分は病気なんだから、病気は治るのだから、治そうって思ったって。神経カンセリングを受けて
少しずつ抜け出せたって。彼女、良いダンナさんと娘さんでよかったね。
ここで、一言、日本の口下手な男性さん、普段は、メキシコ人の男性みたいにベラベラ言わなくてもいいが、ここでって時は言ってね。絶対必要な言葉。
メキシコの男性はあんまり、いつも、いつも言ってたら、ここでの時の効果ないよね。
彼女が、やっと元気を取り戻せたとか、他の友達もお父さんになくなられてとかあったりして、それで、
もう一人の友達が「たまには、皆でご飯食べて、おしゃべりしましょう。」って、声かけてくれた。
皆で逢った時、あまりのおしゃべりに、この人、うつ病は治ったけれど、今度は、躁病になちゃと、違うか、と、私は思たりしたのですが。兎に角、よかった、よかった。まあ、鬱より躁の方がいいよね。
うん、友達とおしゃべりして、気晴らしして、物事プラス思考で考えて、更年期障害も、ふっ飛ばそう!
お友達が教えてくれた、気持ちが落ちこむ時、鏡を見て、ニコニコ顔無理しても作るんですって。そうすると、顔だけニコニコしていると思っていても本当に気持ちも、よくなるんですって。
お試しあれ!
雑記メニューへ
ホームへ
44.メキシコ新空港問題02/07/17
メキシコ市の今現在のベニット ファーレス空港は、もう いっぱいで、新空港計画が進んでいる。
メキシコ市から北東のテスココ(メキシコ州)ここに新空港を作るという事であるが、その土地の農民が、ナタを振り回して抗議デモをしている。
確かに、空港は必要である。日本でも成田空港を作る時に、反対運動があった。
だが、私個人として、メキシコの場合、どうしても、農民が気の毒で堪らない。彼らは、死にもの狂いで、抗議デモをしている。
メキシコ政府は、農地をただ同様で没収するのである。1u何ペソ、そうはっきりした金額は憶えていないが、一家族何日分かのトルティージャを、買ったら消えてしまうような金額。
彼らのこれからの生活基盤はどうなるのか?他の仕事をしたくたって、仕事はないのだ。そう言うところを国は補償していないのだ。
村中が女も老人も、機動隊が入るというので、火炎ビンなんかを用意している。そんな様子をテレビで見ると、本当に気の毒で、同情してしまう。
たぶん力で、制圧するやり方が、断行されるだろうと思う。
メキシコのサパティスタ、ペルーのマルタを、国はゲリラと呼ぶ。だが、何故彼らがそうして、武器を持って立ち上がらねばならなかったか?それは、貧しいからのなのだ。
追記 02/08/02
8月1日、夜、政府は、テスココの新空港計画中止を発表した。
びっくりである。農民側は、政府のやり方に対して、裁判を起こしていたが、その結果もでない内に、大統領の決定というので、発表された。
もっぱら、政府のやり方が悪いから、政府が裁判をやったら、負けるだろうと言われていたようである。
初め1u7ペソ(90円くらい)で買収と言っていたが、交渉で政府は値段をあげたようで、50ペソまで、上げたらしい、それと、仕事を与えると言う条件を出したらしい。
さて、「それまで、鍬と鎌をもって、働いていた人々が皆、パソコンを叩いて仕事が出来るのだろうか?やはり年配の人達は、清掃員くらいの仕事しかもらえないだろう。」
って、友人に言ったら、沖縄出身の友人は、「そりゃあ、甘い。沖縄だって、リゾート開発で土地を売ってくれって。仕事を与えるから。って言われて、売ったのに、その結果は、
内地から全て従業員を連れてきて、ホテルでも清掃の仕事さえ、沖縄の人は雇ってもらえなかった。
日本だってそうだよ、ましてここはメキシコ。誰がそれをまともに信じるだろうか?」っと言われた。そりゃあそうだなあ。
それは、ともかく、農民は絶対売らないと、運動を続けていた。
だが、一部の農民は、売りたいという人もいたようで、それと、投資を決めていた企業など、これから、また、別の問題がおこる。
それと、では、何処に、作るのかと言う事になるのである。
数年前だったら、強制的に何がなんでも、没収してしまっていたところで、やはり政治が少しは、変わったのかな?と、思たりもしたのである。
もっとも、テスココは昔のテスココの湖の名残がある場所で、鳥なども、沢山やって来る所で、エコロジー的に反対されていたところでもある。
雑記メニューへ
ホームへ
45.ローマ法王来墨とインディヘナ。02/08/05
<写真をクリックすると、大きくなります。戻る時はプラウザの”戻る”で、戻ってください。>
ローマ法王、ヨハネ パウロU世(スペイン語では、ファン パブロU)がメキシコ五回目の訪問を7月30日〜8月1日した。
メキシコ人の歓迎ぶりは、そりゃあ、すごいものでした。メキシコは国民のほとんどの人がカトリックの国であるが、他のどこの国より、
その歓迎は熱狂的である気がする。
最後の最後まで、法王の健康の懸念のため、メキシコ訪問が、危ぶまれていた。法王の回りの人々が反対していたのである。しかしこのメキシコ訪問は、法王自身の強い希望であったらしい。
私はもちろん、カトリックでもないし、宗教にたいして、多くの日本人と同様無関心というか、苦しい時の神頼みくらいしかしない人間であるから、
あまり、宗教にこだわる人を見ると、つい、醒めた目で見てしまう傾向ありなのだが。
今回のローマ法王、メキシコ訪問の目的は、ファン ディエゴと言うインディヘナを聖人に認める事と、オアハカ地方の二人のインディヘナを列福する事であった。
私のようなカトリックでないものから見たら、ファン ディエゴは嘘吐きで、オアハカの二人のインディヘナは、裏切り者だと言う解釈だってできるのである。
ここで、ちょっと、簡単に説明すると、
メキシコの国民のほとんどの人がカトリックというのは、メキシコの歴史でスペインに征服された結果なのである。
メキシコを征服したスペインは、征服で原住民インディヘナを奴隷とすると同時に、カトリックの宗教を強制していったのである。
カトリックの宗教を押しつけるために、インディヘナの昔からの宗教を守ろうとする人々を、宗教裁判の名の元に惨殺していったのである。
スペイン人は、インディオの彼等の宗教の祭壇を破壊し、そのピラミッドの残骸の上にカトリックの教会を建て、カトリックの神を祈る事を強要していったのである。
今回列福された二人のインディへナは、村人達が、スペイン人に隠れて、元々の彼らの神を祈っているのを、見て、スペイン人に密告したために、村人のリンチにあって殺されたのである。
村人から見たら、仲間を密告したのであるから裏切り者である。カトリックの立場から見たら、カトリックの宗教のために殺された二人は殉教したのである。
ファン ディエゴは、カソリックの世界三大奇跡の聖地になっているメキシコの聖母グアダルーペの出現を見たと神父に報告した人物である。
このグアダルーペの聖母が現れたと言うテペヤックの丘も、アステカ時代の女性の神の聖地であったところで、勘ぐった考え方をすれば、カトリックの神父が元々のインディへナの聖地を利用して、そこに
聖母が現れたと言う事によって、カトリック改宗に役立てたとも言えるのである。そのためにも、聖母グアダルーペはスペイン人と同じ白人ではなく、インディヘナと同じ褐色のインディヘナの聖母なのである。
聖母を見たのは、ファン ディエゴと病気を聖母に治してもらった彼の叔父さんだけなのであるから、ファン
ディエゴが嘘つきでない証拠はない。
アーごめんなさい。聖人に何って事を言うのか。バチがあたるぞ。
まあ、宗教は、信じる人と、信じない人との間は、決して交わらない平行線なのだから、その事はアーだコーだ言っても仕方のない事なのだが。
ただ今のローマ法王ファン パブロU世は、偉い人だと思う。
過去のいかなる法王も決して、過去に侵した人間としてやってはならない行為、カトリックが侵した罪を謝った事がなかったが、彼は何年か前に、ごめんなさいと言ったのだ。中南米をカトリックが征服していった時、
彼等がカトリック布教の名目のもと、原住民であるインディへナに侵した罪について。
このファン ディエゴがはじめてのインディヘナの聖人となったのである。そして二人のオアハカのインディヘナが列福された事は、スペインの征服以来500年間、貧しく、虐げられ、見捨てられてきたインディヘナにとって、
意味深い事であると受けとめてもいいのかもしれないと思う。
もちろん、今からすぐ、インディヘナが正当に扱われる社会的変化があるとは、言わないが。
少なくとも、今回、ローマ法王が、グアダルーペ教会のミサの時、ミサに参列したメキシコ大統領始め、メキシコの政治家に向かって発せられた言葉に、メキシコ国民に法王が言いたかったであろう言葉に意味を感じたい。
”!Mexico neceseta a sus indigenas y los indigenas necesitan a Mexico para construir una nacion mejor y al mismo tiempo mas solidaria!"
直訳しか出来ないけれど、「メキシコはインディヘナを必要としている、インディヘナはメキシコが必要である、より良い国家を作ってゆくために。そして、もっと連帯して!」うーん下手な訳。
まあ、ローマ法王が、病気をおしてまで、メキシコに来て、その立場で彼が出来る彼がしたかった事を、彼は出来たのではないかと解釈したい。私はカトリックではないけれど、彼に拍手したい。
雑記メニューへ
ホームへ
46.政治と宗教02/08/06
メキシコの憲法は、政治と宗教の分離を謳っている。これは、当然である。
ローマ法王のメキシコ訪問で、メキシコ人は熱狂的歓迎をした。だが、空港の出迎え、グアダルーペ教会で行われたミサに、大統領や官僚とその家族が行列して出席する様子には、いいかげんにしてくれよ−。と、思った。
一部のマスコミにも、Fox大統領が、ローマ法王の指輪にキスしたのは、憲法違反だと言われた。
彼自身が個人的には、敬虔な熱心なカトリック信者であったとしても、一国の大統領と言う立場にある者が、一宗教に対してメロメロの態度は批判されて当然だと思う。
Fox大統領のPAN政党は、最もカトリック寄りの政党である。Fox大統領は、彼の大統領選挙の時、メキシコでもっとも信仰されてる聖母グアダルーペを彼の政党の旗、シンボルにしようと試みたが、さすが
これは、他政党の反対にあって、できなかった。
さて、ローマ法王がメキシコを去った日の夜、政府は、突如テスココ新空港建設計画中止の発表をした。
本当に、突如と言う感じであった。確かに、農民との、交渉は進まず暗礁に乗り上げてる、裁判でも政府が負けるだろうと言われてもいた。
娘はすぐ、「法王がFoxに言ったに違いない。」と言った。しかし、私は、Fox大統領がいかに熱心なカトリック信者で法王様を、神様と同様に思ったとしても、一国の大統領が一宗教の最高権力者に言われたからと、国の政治方針をそんなに簡単に方向転換する事があり得るとは
信じられなかったし、それでは国民を、馬鹿にした話しではないか、と思ったが、新聞などの一部のコメントはそう、指摘しているのである。
私は、農民には同情していたし、テスココは自然を破壊すると言う意味でも、始めから、テスココ計画が決まった時から残念に思ってはいたけれど、ローマ法王が言ったから大統領が方針を変えたとしたら、何と情けない事かと思う。
憲法は宗教の自由を認めている。又、公立学校では宗教教育をしてはならないと謳っている。当然である。
よく、テレビの司会者でも「人々の道徳が悪いのは、宗教教育を学校でしないからだ。」と言う人がいて、何てこったあーと、呆れてしまう。
メキシコは、確かにカトリックの人口が88%とかで、多くの人がカトリックであるが、それは、多くの人と言う事であって、全ての人と言う事ではない。
Fox大統領は、法王の歓迎の挨拶の時「全てのメキシコ人が....」っと言って、マスコミに非難されたいたが。
メキシコの政治は過去においても、大統領によって、教会寄りになったり、離れたりと、左右に揺れ動いてきた。
今、Fox大統領と言う、PAN政党と言う、大変、教会寄りの政治家達によって政治がなされている事に、やはり私は、懸念を感じる。
今の政治と宗教の分離の憲法を守って欲しいものである。
雑記メニューへ
ホームへ
47.メキシコ映画「アマロ神父の犯罪」02/09/09
メキシコ映画「アマロ神父の犯罪」今、メキシコの話題作である。
私は、映画に、まったく、詳しくなく、俳優さんの名前も知らない無知だから、映画について、語れない。けれど、あまりにも、メキシコの世の中を騒がせたこの映画は、早速、家族と見に行った。
それは、教会や宗教団体がこの映画が、教会を冒涜しているから、上映禁止令を出してくれるようにと、政府に訴えたので、”表現の自由論争”と言う事もあり、知識人、政治家、色んな人々の論争になり、それが、教会の希望と逆に、
映画の宣伝になって、私のような、映画は滅多に行かないような者まで、そりゃあ、見なくちゃあって事になって、映画上映館は、満席の盛況である。
メキシコは国民のほとんどの人が、カトリックで、長い植民地時代から、カトリック教会は絶対的にメキシコ人の上に支配的力を持ってきた、そして、特に、地方において、今なお、それは、進行形である。カトリック教会が人々へ絶対的力、影響力を持っいる国、教会批判はタブーともされたきた国である。
そのメキシコにおいて、
カトリック批判とも取れる(現実を描いただけであると思うが。)映画と言うので、カトリック教会や、宗教団体、右派よりの人々が怪しからんと言う訳であったのだ。
ローマ法王が来る前に公開される予定であったらしのであるが、ローマ法王が来るから、まずいから、もう少し、待ってと言う事で、上映が引き伸ばされたらしい。
兎に角、上映は法王様が帰ってからと言う事になったが、国は、教会の上映禁止の訴えを取り上げなかった。
これは、メキシコもまだまだ、捨てたものでないか?っと、ちょっと、安心した事であった。
今年、メキシコも含めて、世界の国々でも、カトリック神父の信者や子供に対する性犯罪が暴かれて、問題になった。
この映画の原作は、ポルトガルの作家が、100年も前に書いた作品であるが、それを、メキシコに置き換えて描かれているが、私はメキシコの現実さもあらんと思ってしまう。
まず、しょっぱなにバス強盗! まあ、色々あるが、そりょあ見てのお楽しみです。
こりゃあ、やっぱり、教会としては、見て欲しくないだらうなあ。
この映画、教会の宣伝効果もあってだが、メキシコ人が信者であるにもかかわらず皆見に行って、しかも、皆、メキシコの現実でありえる事も知っているし、映画をみながら、
皆、声を出して笑ったりして、信者であるけれど、どこか、冷めてるのか?どうなってんだ?でも、この映画、禁止にならなくって良かった。
日本にも、今年か来年になるか、兎に角上映されるって、人に聞いた。もし、上映されたら、見てね!なんって、私も宣伝してしまう。
知り合いは、「アマロ神父役の俳優さん、ハンサム!」だって。娘は、「私の好みじゃあないや。」って、言ってるけど。
一言。カトリック教会も、昔からの考え方、少しは進歩的にしなけりゃあねえ。時代錯誤だ。
神父も人間だから、結婚も認め、エイズだってあるんだから、人々にコンドーム使う事を勧め、人口問題だってあるんだから、産児制限をさせて、脱胎だって、日本みたいになっても困るけれど、強姦されて、
妊娠してしまったのも許さないのは、カトリックも、ちょっと罪深いねえ。
あー今回も、悪口になったかな?ごめん!
次へ
雑記メニューへ
ホームへ